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サイクリスト:森田正美(もりたまさみ)

元日本を代表するロード選手。サイクリングの楽しさを伝えるサイクリングナビゲーターとしてさまざまなイベントなどに出演。「サイクリングジャパン」で毎号ツーリング特集を担当。「ヒルクライムチャレンジシリーズ」では競技アドバイザーを努める。

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喜多方の街はとても心を落ち着かせてくれます。それは街の色だったり、形だったり、縦横の道の長さや幅、間口・奥行き・高さといった街の大きさそのものが、昔からの造形、デザインを守り通してきたからなのでしょう。

飯豊山からの清らかな水に恵まれ、古くから米作、酒・味噌・醤油の醸造業などが盛んで、商都として栄えてきました。

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画像へ 路地に踏み入ると、白壁の蔵、商家の塀、時代を色濃く残す空間です。

画像へ 喜多方には古いお店がそのまま残っています。ここは畳屋さん、新畳、表替え、この街では畳の需要もまだまだ多いのでしょうね。

喜多方といえば蔵のまち、そしてラーメンのまち、大会実行委員会の江花圭司さん、観光協会の五十嵐房子さんが教えてくれた喜多方の歩き方を紹介します。

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  「森田さん、夜ラーいきますか?」居酒屋さんでのヒルクライム試走の反省会(?)が後半にさしかかってきたころ、江花さんが聞いてきました。「えっ、夜ラー?」と私。「夜ラーいきましょう、夜のラーメン、〆のラーメンです」。江花さんはズンズンと先を歩いていきます。細い露地に『伊藤食堂』、ここは夜中の2時まで営業している“夜ラー”の名店。豚骨にニボシを効かせたコク旨のスープが、ちぢれ面にからんでとてもおいしい。完食してしまいました。すると江花さんが「森田さん、明日は“朝ラー”ですからね、朝8時に集合」、それってもしかすると朝からラーメン……!

 朝8時、目の前には『活力再生麺屋 あじ庵食堂』、朝7時から営業をしている(喜多方は朝早くから営業をしている店が多い、朝ラーは喜多方では常識なんです)、いま注目のお店です。喜多方ラーメンに新しい風を巻き起こすと言われている「山葵塩そば」をいただきました。手を尽くしたラーメン、山葵の香りが朝の食欲を引き出してくれました。

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画像へ 「山葵塩そば」を朝ラー中です。ほんとうに美味しいです。

 『あじ庵食堂』の前にロードバイクが止まりました。旅人のような気がしましたので尋ねると、なんと埼玉県から270km走ってラーメンを食べにきたとか。成田豊志さん(47歳)、JCAの会員でした。今朝から、『坂内食堂』『一平』をまわって、『あじ庵食堂』が三件目、すごい! こういうサイクリング、ほんとうに楽しそう、私もやってみたいです。


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画像へ 自転車で埼玉県から喜多方へラーメンを食べにきた成田豊志さん。

 喜多方には120軒ものラーメン店があるそうです。旧市街地の人口が3万7000人といいますから、そのラーメン指数(?)といったら。地元の方がこっそりと教えてくれた旨うまラーメン店を掲載しましたので参考にしてください。